植栽木のシカ防除 保護材について
今年の冬は何年振りかに結構な積雪に見舞われた。 ワシの家の前の道も4~5回程、地元土建屋さんが除雪してくれた。
去年、一昨年とは除雪車が通るまでの積雪はなく植栽木には有難かった。
それで 本題 保護材2種類の融雪後の現地比較について
我が社が施行した 伐採再造林地 シカの食害防止に県の補助制度もあり4年前にはスギのコンテナ苗を植え、全体植栽本数の3分の2の苗木 を『くわんたい』という商品名の幼齢木保護ネットを施行した
4年目になり今回の大雪でこんな状況
今までは積雪があっても植栽木も成長過程であり、『くわんたい』のグラスファイバーの反発力で直立していたが、①今回の多分1m位の積雪により融雪時の雪盤の滑動 ②苗木の生長に加え③グラスファイバーの経年劣化 等の理由か雪起こしの必要が生じた。
そしてこちらも 伐採再造林地 昨年の秋の植栽 同様に小花粉のコンテナ苗 『チューベックス+木杭』 施工の幼齢木保護チューブタイプ。
半年も経たずに 折れた。
皆伐再造林地であるため、凡そ 1.2mの積雪と凹状の洞部の急傾斜地は雪の滑動を止めるものが何もなく Φ4㎝の木杭では耐えられなかった
と思える。
最近のコメント